付着・附着(読み)ふちゃく

精選版 日本国語大辞典 「付着・附着」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ちゃく【付着・附着】

〘名〙
① ついて離れないこと。異質のものや大きなものにくっつくこと。
※百丈清規抄(1462)四「楊億が古清規の序と三清規の序ともとを皆此清規の末に附着したぞ」 〔漢書‐東方朔伝賛〕
異種物質が接触したとき、互いの分子間の力によってくっつく現象。たとえば固体表面に液体が付着する「濡れ」など。〔改正増補物理階梯(1876)〕
③ 二個の染色体が端部で互いに接着して複合染色体をつくること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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