付墨(読み)つけずみ

精選版 日本国語大辞典 「付墨」の意味・読み・例文・類語

つけ‐ずみ【付墨】

〘名〙
① 墨でしるしをつけること。
俳諧・桜川(1674)春一「付墨やきえずはありとも初灸〈繁常〉」
和歌連歌・俳諧などの作品の中ですぐれた物に点のしるしを付けること。合点(がってん)批点
※長短抄(1390頃)下「善阿の点はさして風情珍しからざれども、誤りなく正しきをえらびて付墨をせり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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