仕舞を付ける(読み)しまいをつける

精選版 日本国語大辞典 「仕舞を付ける」の意味・読み・例文・類語

しまい【仕舞】 を 付(つ)ける

決着をつける。片をつける。
浮世草子・棠大門屋敷(1705)一「あとでの算用親御へ渡して、其の子は何もしらぬ分、よく仕舞をつけたものなり」
江戸遊里で、前もって揚げ代を払って、その遊女を揚げる約束をする。また、紋日などの特別の費用負担を約束する。
洒落本甲駅新話(1775)「十日ほども前から仕廻(シメヘ)を付けずばいつでも、さしだろう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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