仕入物(読み)しいれもの

精選版 日本国語大辞典 「仕入物」の意味・読み・例文・類語

しいれ‐もの【仕入物】

〘名〙
① 仕入れた物品。仕入品。
人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三「出入を仰付られし御屋敷御用、または商売の仕入もの、問屋掛合
誂物(あつらえもの)に対して出来合いの品。既製商品。仕入品。既製品
※歌舞伎・船打込橋間白浪(鋳掛松)(1866)二幕「『安い道中差を一本お見せなすって下さい』『左様なら、仕入物(シイレモノ)でよろしうござりませうな』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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