今身(読み)コンシン

デジタル大辞泉 「今身」の意味・読み・例文・類語

こん‐しん【今身】

《「こんじん」とも》現世でのからだ。うつしみ。
「互ひに合掌、心をしづめ、―より仏身に至るまでよく保ち奉る」〈浄・重井筒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「今身」の意味・読み・例文・類語

こん‐しん【今身】

〘名〙 (「こんじん」とも) この世での体。うつしみ。
霊異記(810‐824)中「今身に鶏(とり)の子を焼き煮る者は、死して灰河地獄(けがじごく)に堕つ」

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