今御前の母(読み)いまごぜんのはは

朝日日本歴史人物事典 「今御前の母」の解説

今御前の母

生年生没年不詳
親鸞晩年の弘長2(1262)年11月12日,常陸国(茨城県)の門弟に対し,その生活を支持するように頼んだ自筆書状にみえる女性恵信尼以外の親鸞の妻とみて,親鸞には2人の妻がいたとする説や,親鸞と恵信尼の間の娘覚信尼のこととする説などがある。<参考文献>赤松俊秀『親鸞』

(細川涼一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報