人品骨柄(読み)じんぴんこつがら

精選版 日本国語大辞典 「人品骨柄」の意味・読み・例文・類語

じんぴん‐こつがら【人品骨柄】

〘名〙
① その人にそなわっている品性。ひとがら。人格
歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)五立「聞しに増る紋三殿の人品骨柄」
② はたから見た、その人の顔だち、風采
※漫談集(1929)巡業隊〈大辻司郎〉「刈込んだヒゲ面で非常に脂肪の豊富な人品骨柄(ジンピンコツガラ)、至って満更でない立派やかな人であります」

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