…その一党が中心となって33年に浅草常盤座で〈笑いの王国〉が旗揚げした。役者として生駒雷遊(いこまらいゆう)(1895‐1964),山野一郎,古川緑波(ロッパ),大辻司郎(1896‐1952),渡辺篤(1896‐1977),関時男,清川虹子ら,作家陣に菊田一夫,大町竜夫,貴島研二,山下三郎らが加わった。一夜づけの脚本による,いわゆる〈アチャラカ芝居〉なる言葉はここから生まれた。…
… 大正末期に無声映画の説明者(活動弁士,略して活弁)が,トーキーの発達によって職がなくなり,活路を見いだすために始めたものに漫談があった。1924年に活動弁士が主宰していた〈なやまし会〉で,大辻司郎が演じたのが最初といわれる。ユーモラスな口調で時事問題を扱う一種の話芸で,昭和初期には大いに流行し,寄席やラジオで人気があったが,現在は若い漫談家があらわれず,歌謡漫談が一時起こったものの,これも盛んではない。…
※「大辻司郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新