京セラ[株](読み)きょうセラ

百科事典マイペディア 「京セラ[株]」の意味・わかりやすい解説

京セラ[株]【きょうセラ】

セラミックス,電子機器,光学機器会社。1959年にセラミックス研究者の稲盛和夫らが京都セラミックを設立。1972年〈大規模集積回路用セラミック多層パッケージ〉の開発で大河内記念生産特賞を受賞。以後も次々と新技術を開発。1982年現社名。1983年カメラメーカーのヤシカを吸収。1998年には経営破綻したコピー機大手の三田工業の支援に乗り出し,京セラミタとして再生した。セラミック製電子部品のICパッケージの最大手で,部品,端末など通信関連に力を注いでいる。本社京都,工場北海道,三重など。2011年資本金1157億円,2011年3月期売上高1兆2669億円。売上構成(%)は,ファインセラミック部品6,半導体部品14,ファインセラミック応用品16,電子デバイス19,通信機器18,情報機器19,その他9。海外売上比率56%。

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