五百代小田(読み)いおしろおだ

精選版 日本国語大辞典 「五百代小田」の意味・読み・例文・類語

いおしろ‐おだ いほしろをだ【五百代小田】

〘名〙 (「いお」は数の多いことを示し、「しろ」は田の面積を示す単位奈良時代大宝令田制では、三六〇歩が一反でこれを五〇代とする。従って五〇〇代は一〇反で、一町ほぼ一〇〇アール。「お」は接頭語) 広々とした田。
万葉(8C後)八・一五九二「しかとあらぬ五百代小田(いほしろをだ)をかり乱り田ぶせに居れば都し思ほゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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