五所川原[市](読み)ごしょがわら

百科事典マイペディア 「五所川原[市]」の意味・わかりやすい解説

五所川原[市]【ごしょがわら】

青森県西部,津軽平野中部から北部にかけて広がる市。1954年市制。岩木川の沖積地にあり,北部は日本海に面し,十三湖がある。5ヵ所に広い川原があったのでこの名があるという。市街は江戸初期の新田集落から発達した。青森市の西隣に位置し,五能線と津軽鉄道分岐点で,バス交通の中心でもあり,周辺の商業の中心地となっている。津軽米,リンゴを多産し集散する。8月上旬の虫おくりと火まつりを中心とした夏まつりは,多くの観光客を集めている。2005年3月北津軽郡金木町,市浦村編入。東日本大震災で,市内において被害が発生。404.18km2。5万8421人(2010)。

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