すべて 

二重否定律(読み)にじゅうひていりつ(その他表記)law of double negation

改訂新版 世界大百科事典 「二重否定律」の意味・わかりやすい解説

二重否定律 (にじゅうひていりつ)
law of double negation

ある命題p二重否定からはその命題自体が得られるという法則のことで,論理原理一つに数えられてきた。〈p否定の否定〉が〈p肯定〉にならないとすれば,〈pの否定〉と〈pの肯定〉の間に中間状態があることになるから,そのような中間状態の存在を認めないという排中律も,同じ趣旨を述べていることになる。それゆえ,排中律とともに,伝統的な論理の体系を特徴づけるものと考えられている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

すべて 

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む