精選版 日本国語大辞典 「法則」の意味・読み・例文・類語
ほう‐そく ハフ‥【法則】
〘名〙
① 守らなければならないきまり。おきて。
※続日本紀‐天平一六年(744)一〇月辛卯「軌模全異三大唐道俗伝二聖教法則一」
※梵舜本沙石集(1283)八「滅罪の法則すくなく、生善の行儀まれなり」 〔周礼‐天官・大宰〕
② 一定の条件のもとでは、どこでも必ず成立する事物相互の関係。また、それをことばで表わしたもの。方則。
※舎密開宗(1837‐47)内「世所レ謂中和塩にして舎密幾何学の法則に従へば酸性塩なり」
ほっ‐そく【法則】
〘名〙 =ほうそく(法則)
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)楚元第六「向為人━ほっそくないものぢゃぞ」
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