二形・二成(読み)ふたなり

精選版 日本国語大辞典 「二形・二成」の意味・読み・例文・類語

ふた‐なり【二形・二成】

〘名〙
ひとつのものに、二様形状があること。特に、一人男女両方の性器をもっていること。また、その人。半陰陽。はにわり。ふたなりひら。
病草紙(平安末‐鎌倉初)「ひそかにきぬをかきあげてみければ、男女の根ともにありけり。これ二形のものなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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