二十(読み)ハタ

デジタル大辞泉 「二十」の意味・読み・例文・類語

はた【二十】

にじゅう。現代では、ふつう「ち」を伴って「はたち」の形で用いられるほか、「はたとせ」「はたえ」のように用いられる。
およびかがめて、とを、―、三十みそ四十よそなど数ふるさま」〈空蝉

はた‐ち【二十/二歳/×廿】

20歳。「―を迎える」
20。
比叡の山を―ばかり重ねあげたらむほどして」〈伊勢・九〉

ふたそ‐じ〔‐ぢ〕【二十/二十路】

二十にじゅう。また、二十年二十歳。→十路

に‐じゅう〔‐ジフ〕【二十/×廿】

10の2倍の数。
20歳。はたち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二十」の意味・読み・例文・類語

に‐じゅう ‥ジフ【二十】

〘名〙 一〇の二倍の数。また、年齢の二〇歳をいう。
※枕(10C終)二七七「めでたき紙二十をつつみて賜はせたり」
平家(13C前)一「めし具したる侍ども、皆廿より内のわか者どもなり」 〔周礼‐地官・媒氏〕

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