二十二史劄記(読み)にじゅうにしさっき

旺文社世界史事典 三訂版 「二十二史劄記」の解説

二十二史劄記
にじゅうにしさっき

清の趙翼 (ちようよく) (1727〜1814)の著した正史についての歴史評論書
二十二史とは,清代乾隆年間に正史と定められた二十四種の史書二十四史』から『旧唐書 (くとうじよ) 』と『旧五代史』を除いたもの。各正史の矛盾した記事比較研究し,編修の経緯政治得失,治乱興亡などにもふれている。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android