二六対(読み)ニロクツイ

デジタル大辞泉 「二六対」の意味・読み・例文・類語

にろく‐つい【二六対】

漢詩平仄ひょうそく上の規則の一。七言近体詩で、同一句の第2字と第6字とは平仄を同じにしなければならないこと。また、同一句の第2字と第4字とは平仄を同じにしてはいけないこととあわせて、二四不同26対ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二六対」の意味・読み・例文・類語

にろく‐つい【二六対】

〘名〙 漢詩の近体詩で、七言詩の第二字と第六字は平仄(ひょうそく)が同じでなくてはならないこと。〔男重宝記(元祿六年)(1693)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android