二元(読み)ニゲン

デジタル大辞泉 「二元」の意味・読み・例文・類語

に‐げん【二元】

もととなるものが二つあること。
物事が二つの異なった原理から成り立つこと。また、その原理。
代数式で、未知数が二つであること。「二元連立方程式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二元」の意味・読み・例文・類語

に‐げん【二元】

〘名〙
① 二つの要素
事物が二つの異なった根本原理からできあがっていること。また、その原理。
※普通術語辞彙(1905)〈徳谷豊之助・松尾勇四郎〉「其の二元として立するものは、或は物質精神を以てするものあり、或は思惟と広延を二元となすものあり」
数学で、方程式の未知数が二つあること。

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