事比羅神社(読み)ことひらじんじや

日本歴史地名大系 「事比羅神社」の解説

事比羅神社
ことひらじんじや

[現在地名]瀬棚郡瀬棚町字三本杉

馬場ばば川河口南岸に鎮座する。主祭神は大物主神で、宇気持神を合祀する。旧郷社。創建年は不詳だが、一八三八年(天保九年)松前唐津内からつない町の平田左右衛門が再建したという。もとは現社地の西方、日本海寄りにあり、豊漁と海上安全のために祀られていたとみられる。明治七年(一八七四)郷社に列し、社殿が造営された。しかし社地が日本海沿いの道路に突き出し、人馬の通行を阻害していたため、同二〇年に現在地に移された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android