事故で歯が抜けてしまったら

六訂版 家庭医学大全科 の解説

事故で歯が抜けてしまったら
(歯と歯肉の病気)

 事故などで歯が抜けてしまった場合でも、適切な処置を施せば元どおりに歯がつく可能性があります。このときポイントとなるのは、抜けた歯についている歯と骨をつなぐ歯根膜(しこんまく)が生きているかどうか、ということです。それには歯根膜の“乾燥”を防ぎ、なるべく早く適切な処置をする必要があります。

 抜けた歯を持って、迅速に歯科医院を受診してください。この時、抜けた歯が口のなかにある場合、根を触らないようにして歯を元の位置にもどしておきましょう。抜けた歯が口の外に出てしまった場合や、抜けた歯を元の位置にもどせない場合は、歯を口のなかに入れて歯根膜の乾燥を防ぎますが、歯を唇と歯ぐきの間に入れておくと飲み込む心配がありません。また、すぐに牛乳が手に入るようであれば、牛乳につけて乾燥を防ぐことも可能です。

 このような方法で乾燥を防げば、数時間は歯根膜を生かしておくことができます。ただし、水道水や消毒液のなかに入れて保管すると歯根膜が死んでしまうので、これらの液体は使わないようにしましょう。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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