精選版 日本国語大辞典 「事を左右に寄す」の意味・読み・例文・類語 こと【事】 を 左右(さゆう・さう)に寄(よ)す 他の事にかこつけて、あれこれ言いのがれをする。どっちつかずの態度をとる。事を両端に寄す。※九条家本延喜式裏文書‐康保三年(966)九月一日・清胤王書状「米先立用二駄賃一、其後寄二事左右一、迄二今日一更不レ上」※随筆・折たく柴の記(1716頃)上「予州は、此子して家つがせむとおもひ給ふと心得て、事を左右によせて、むかへらるるにも及ばず」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報