事の数(読み)ことのかず

精選版 日本国語大辞典 「事の数」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 の 数(かず)

数えたてる価値のある物事のかず。数えるに足るもの。物の数。数の内。
※後拾遺(1086)恋一・六五七「恋ひしなんいのちはことのかずならでつれなき人の果ぞゆかしき〈永成〉」
平家(13C前)二「成親卿が謀反は事の数にもあらず」

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