予言・兼言(読み)かねごと

精選版 日本国語大辞典 「予言・兼言」の意味・読み・例文・類語

かね‐ごと【予言・兼言】

〘名〙 (「かねこと」とも。かねて言っておく言葉の意) 前もって言うこと。約束の言葉、あるいは未来を予想していう言葉など。かねことば。
※後撰(951‐953頃)恋三・七一〇「昔せし我がかね事の悲しきは如何契りしなごりなるらん〈平定文〉」
洒落本・令子洞房(1785)つとめの事「ふたりが床のかねごとを友だちなどに話してよろこぶなど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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