亀島町(読み)かめじまちよう

日本歴史地名大系 「亀島町」の解説

亀島町
かめじまちよう

[現在地名]中央区日本橋茅場町にほんばしかやばちよう一―三丁目

北島きたじま町の東、霊岸れいがん橋から南の亀島川西岸に沿う街路に囲まれた一帯町名は瓶を売る者が多かったことにちなむとされ、昔この地が亀に似た小島だったからとする説もある。寛永年間(一六二四―四四)までは川だったところが埋立てられて武家地とされ(寛永江戸図・沿革図書)元禄(一六八八―一七〇四)頃には地割されて町奉行与力同心組(いわゆる八丁堀の旦那)の受領地となり、享保(一七一六―三六)には主として河岸側が町屋、西側が組屋敷とされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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