九識の窓(読み)クシキノマド

デジタル大辞泉 「九識の窓」の意味・読み・例文・類語

くしき‐の‐まど【九識の窓】

仏語九識出入り口として心の働きが外へ現れ出ることを、窓にたとえた語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「九識の窓」の意味・読み・例文・類語

くしき【九識】 の 窓(まど)

仏語。九識を門戸として、それから作用の現われ出ることを窓にたとえた語。
※謡曲・葵上(1435頃)「九識の窓の前、十乗の床のほとりに、瑜伽(ゆが)法水(ほっすい)を湛へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android