九時分(読み)ここのつじぶん

精選版 日本国語大辞典 「九時分」の意味・読み・例文・類語

ここのつ‐じぶん【九時分】

〘名〙
九つ④のころ
言継卿記‐大永七年(1527)二月一七日「暮々より祗候仕候。酒あり。九時分臥候」
② (①より転じて) あることが限度をこえたことをたとえていう。
甲陽軍鑑(17C初)品四七「器用だてをする者は、無器用の真只中、分別だてをする者は、無分別の九ツ時分(ジブン)にて候ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android