乙骨淑子(読み)おつこつ よしこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「乙骨淑子」の解説

乙骨淑子 おつこつ-よしこ

1929-1980 昭和時代後期の児童文学作家。
昭和4年7月7日生まれ。昭和29年柴田道子らと同人誌「こだま」を創刊。同誌連載の日中戦争をえがいた長編「ぴいちゃあしゃん」でみとめられる。評論家としても活躍した。昭和55年8月13日死去。51歳。東京出身。桜蔭高女卒。旧姓は村谷。作品ほかに「八月の太陽を」「合言葉は手ぶくろの片っぽ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android