精選版 日本国語大辞典 「合言葉」の意味・読み・例文・類語
あい‐ことば あひ‥【合言葉】
〘名〙
※謙信家記(1580)輝虎公越中発向「謙信公、毎日敵の合言葉、合印は能(よく)聞れければ」
② 特定の社会や集団に属する人々にだけ通用する特異な意味をもった言葉。隠語・狩詞・鷹詞・舟詞などをいう。
※天理本狂言・痩松(室町末‐近世初)「惣じて此やせまつ、こゑまつと申はわれらごときの者の山だちのあひ言葉じゃ」
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