乙りき(読み)オツリキ

デジタル大辞泉 「乙りき」の意味・読み・例文・類語

おつ‐りき【乙りき】

[名・形動]一風変わっていること。また、そのさま。
「なんぞ―な遊びはあるめえかノ」〈魯文西洋道中膝栗毛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乙りき」の意味・読み・例文・類語

おつ‐りき【乙りき】

〘名〙 (形動)(「りき」はしゃれて添えた語) 普通と違って、一種のしゃれた情趣があること。一風変わっていて変であること。また、そのさま。乙。
※洒落本・寸南破良意(1775)髪結「おしきせの文をやったらの返事をしてよこしたはな。飛んだおつりきに書いてよこしたよ」

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