乗政村(読み)のりまさむら

日本歴史地名大系 「乗政村」の解説

乗政村
のりまさむら

[現在地名]下呂町乗政

竹原たけはら(御厩野川)支流で南流する乗政川に沿うなだらかな傾斜地に広がる。湯之島ゆのしま方面から初矢はちや峠を越えた最初の村。慶長一〇年(一六〇五)の飛騨国郷帳では則正のりまさ村とみえ、高三七四石余、うち田二六四石余・畑一〇九石余、物成一一二石余。同一八年の郷帳では三九〇石余。元禄検地反歩帳では高四四〇石余、田二七町余・畑一二町一反余で、現町域では最も耕地に恵まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android