中西重忠(読み)なかにし しげただ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中西重忠」の解説

中西重忠 なかにし-しげただ

1942- 昭和後期-平成時代の生化学者。
昭和17年1月7日生まれ。昭和56年京大教授となる。神経伝達の分子メカニズムを研究,神経興奮を伝達し,記憶,学習などに中心的な役割をはたすグルタミン酸受容体の実体を解明した。平成9年学士院恩賜賞。12年全米科学アカデミー外国人会員。17年大阪バイオサイエンス研究所長。18年文化功労者。21年学士院会員。岐阜県出身。京大卒。

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