中相原村(読み)なかあいはらむら

日本歴史地名大系 「中相原村」の解説

中相原村
なかあいはらむら

[現在地名]町田市相原町

下相原村の西にある。相原村が上中下三村に分立して成立した村。寛文七年(一六六七)の検地高二六二石余(「検地帳」町田市史)元禄郷帳では高二六八石余。享保六年(一七二一)の山之根村高改帳では幕府領二六二石余。「風土記稿」では旗本高井領で、民家七五、小名は三堂谷みどうげや根岸ねぎし馬込まごめ・八段・丸山まるやまなど。村の南より北へ抜ける往来七国ななくに峠に通じ、また相州から八王子の往来となり、この道沿い、村の東北の諏訪森すわもりの前に高札場が置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android