中村鶴助(5代)(読み)なかむら つるすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村鶴助(5代)」の解説

中村鶴助(5代) なかむら-つるすけ

1846-1892 幕末-明治時代の歌舞伎役者
弘化(こうか)3年生まれ。3代中村芝翫(しかん)の子。大坂宮地芝居などで修業し,子供芝居座頭として人気をえた。明治4年大阪筑後(ちくご)芝居で5代鶴助を襲名。明治25年9月22日死去。47歳。大坂出身。本名は大関一次。初名は中村橋之助(3代)。前名は中村梅司。俳名は梅司。屋号加賀屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例