中村里(読み)なかむらのさと

日本歴史地名大系 「中村里」の解説

中村里
なかむらのさと

古代郷里制下の入間いるま郷の里。天平七年(七三五)九月の平城宮跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―三〇頁)に「入間郷中村里」とみえる。現南伊豆町の入間いるま中木なかぎ付近に比定する説があるが、中村は中間に位置する里という意であれば、同じ入間郷の売良めら里・美良みら里の中間にあるわけではなく問題があろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android