中村歌七(5代)(読み)なかむら かしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村歌七(5代)」の解説

中村歌七(5代) なかむら-かしち

1861-1931 明治-昭和時代前期の歌舞伎役者
文久元年2月23日生まれ。初代実川八百蔵の門弟。明治2年大阪竹田芝居で初舞台。43年浪花(なにわ)座の改築披露で5代歌七を襲名立役(たちやく),女方,敵役(かたきやく)をかねた。昭和6年3月20日死去。71歳。大坂出身。本名は黒谷梅三郎。初名は実川梅三郎。前名は実川市蔵,黒谷市蔵。俳名鶴亀屋号松鶴屋別名に中村嘉七(5代)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android