中村新五郎(初代)(読み)なかむら しんごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村新五郎(初代)」の解説

中村新五郎(初代) なかむら-しんごろう

?-? 江戸時代前期-中期歌舞伎役者
初代岩井半四郎の一門で岩井源次郎と名のる。のち初代中村四郎五郎のもとで中村新五郎と改名元禄(げんろく)15年(1702)から延享3年にかけて活躍。時代物,世話物ともによくし立役(たちやく),敵役(かたきやく),実悪(じつあく)をかね,大坂,京都,江戸の舞台をつとめた。俳名は太中。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例