中庄八幡神社(読み)なかのしようはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「中庄八幡神社」の解説

中庄八幡神社
なかのしようはちまんじんじや

[現在地名]因島市中庄町

天狗てんぐ(二九〇・五メートル)の北西麓山際に鎮座祭神は応神天皇ほか。旧村社。延文年間(一三五六―六一)に当社に奉納された大般若経写本が、現在比婆ひば東城とうじよう川西の法恩かわにしのほうおん寺に残り、南北朝期にはすでに建立されていたことが知られる。文安五年(一四四八)には宮地妙光と子息資弘が願主となって宝殿一宇を重営したという(御調郡寺社縁起帖)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android