中山新九郎(3代) なかやま-しんくろう
1761-1827 江戸時代後期の歌舞伎役者。
宝暦11年生まれ。初代中山文七の門弟。大坂中の芝居の立役(たちやく)として名をあげる。寛政8年3代中山来助を,享和2年3代中山新九郎を襲名。実事(じつごと),捌役(さばきやく),武道事,実悪(じつあく)をかね,老役(ふけやく)も得意とした。文政10年10月25日死去。67歳。前名は初代中山新七。俳名は一蝶(いっちょう),喜楽。屋号は折屋。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例