並河村(読み)なみかわむら

日本歴史地名大系 「並河村」の解説

並河村
なみかわむら

[現在地名]亀岡市大井おおい町並河 北河原町きたかわらまち

犬飼いぬかい川が南東流する大堰おおい川に注ぐ北部の平野に位置する。村内を丹後道が通る。街道沿い北西は大井村、南東は宇津根うつね村。「なびか」ともいう。

天保一二年(一八四一)の「桑下漫録」によれば高八〇〇石、戸数一八〇、仙洞御料。農作は五穀のほか綿も作った。

「桑下漫録」所収の林幽蔵書に寛文四年(一六六四)閏五月一四日付の「法皇様御料所於川沢漁令停止者也」の制札がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android