デジタル大辞泉
「丘壑」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
きゅう‐がく キウ‥【丘壑】
〘名〙 おかと谷。転じて隠者のすまい。また、隠者となること、隠者としての心の楽しみをいう。
※本朝文粋(1060頃)七・奉菅右相府書〈
三善清行〉「擅
二風情於煙霞
一。蔵
二山智於丘壑
一」
※
雪中梅(1886)〈
末広鉄腸〉上「杯を挙げて天を睨し、将た情を丘壑
(キウガク)に寄せて其閑静を楽む
ものの如きは」 〔
謝霊運‐斉中読書詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「丘壑」の読み・字形・画数・意味
【丘壑】きゆう(きう)がく
おかとたに。また、隠棲の地。〔晋書、謝安伝〕安、を丘壑に放(ほしいまま)にすと雖も、然れども游賞するに、必ず妓女を以て從ふ。字通「丘」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報