与板藩牧野氏陣屋跡(読み)よいたはんまきのしじんやあと

日本歴史地名大系 「与板藩牧野氏陣屋跡」の解説

与板藩牧野氏陣屋跡
よいたはんまきのしじんやあと

[現在地名]与板町与板 馬場丁

馬場ばば丁の与板町役場辺りにあたる。与板藩牧野氏三代の陣屋。寛永一一年(一六三四)長岡藩初代牧野忠成の次男康成が一万石をもって与板に分知され、与板藩を創設。二代康道、三代康重の元禄一五年(一七〇二)信濃国小諸こもろ(現長野県小諸市)に移封されるまでの居所。康成は明暦三年(一六五七)九月、分封後二四年目にして初めて与板に引き移った。この間は本家長岡城か、多くは江戸屋敷に居住したといわれ(与板町史)、陣屋創設の年代は不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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