不調法(読み)ブチョウホウ

デジタル大辞泉 「不調法」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐ちょうほう〔‐テウハフ〕【不調法/無調法】

[名・形動]
行き届かず、手際の悪いこと。また、そのさま。「口が―でうまく言えない」「―者」
過失。不始末。粗相。「使用人の―をわびる」
酒や芸事のたしなみがないこと。また、そのさま。へりくだった気持ちを込めて用いる。「酒はとんと―でして」
[類語](1不束ふつつかつたない不肖野育ち至らぬ半人前青臭い未熟不慣れ不行き届き不十分不完全不備不徹底不敏浅はか浅薄浅慮浅才無考え愚か愚かしい足りない不見識無定見生半可 /(2不注意粗忽

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