不死身・不仁身(読み)ふじみ

精選版 日本国語大辞典 「不死身・不仁身」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐み【不死身・不仁身】

〘名〙 (形動)
① 打たれたり切られたりして痛めつけられても、影響を受けないこと。また、そのさまやそのからだ。
咄本・軽口御前男(1703)二「いやいや、切ても切ぬといふ。なぜに。御覧候へ。蒔絵がふじみ西行じゃ」 〔俚言集覧(1797頃)〕
② どんな困難や失敗にあってもくじけないこと。また、そのさまやその人。
大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉三「不死身のやうなおやぢのわからずに苛々して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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