不敵ない(読み)フテキナイ

デジタル大辞泉 「不敵ない」の意味・読み・例文・類語

ふてき‐な・い【不敵ない】

[形]《近世上方かみがた語》不敵である。大胆不敵である。
「恋に心の―・く、またふるさとに立ち帰り」〈浄・薩摩歌

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精選版 日本国語大辞典 「不敵ない」の意味・読み・例文・類語

ふてき‐な・い【不敵ない】

〘形口〙 (「ない」は接尾語) 不敵である。大胆である。
浮世草子好色二代男(1684)二「年明前の女郎の、しかもふてきない人、座をしめて」

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