下立村(読み)おりたてむら

日本歴史地名大系 「下立村」の解説

下立村
おりたてむら

[現在地名]宇奈月町下立

黒部川扇状地の扇状部の左岸にあり、南は内山うちやま村、北西浦山うらやま村、南東部を黒部川が流れ、南は嘉例沢かれいざわ(現黒部市)。北陸街道の上街道は愛本あいもと橋から村の中心部を東西に走る。元亀元年(一五七〇)一二月一三日の越後武将である河田長親寄進状(伊勢古文書集)には「藤之保折立村内禅徳寺」と記され、かつては「折立」と記されたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android