下津屋村(しもつやむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「下津屋村」の解説

[現在地名]久御山町大字下津屋

木津（きづ）川の東岸に位置し、東・北は佐山（さやま）村・佐古（さこ）村・田井（たい）村、西・南は木津川を挟んで綴喜郡上津屋（こうづや）村・上奈良（かみなら）村（現八幡市）。

村の沿革について明治一〇年代に成立した「京都府地誌」は、「本村旧ト狭山庄ノ属邑タリ、寛政(永カ)七年庚午七月木津川洪水ノ時、本村大半流失シ記録倶ニ漂亡ス、故ニ沿革事跡等全ク其伝ヲ欠クト云」と記す。

木津川の河川交通の浜（舟着場で下津屋浜、一名肥浜ともよばれた）として発達した村で、木津川に沿って上（かみ）ノ浜（はま）・上（かみ）ノ浜代（はまだい）などの小字名が残る。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報