下柳戸村(読み)しもやなどむら

日本歴史地名大系 「下柳戸村」の解説

下柳戸村
しもやなどむら

[現在地名]沼南町柳戸

上柳戸村の東、金山かなやま落の北岸に位置し、東は布瀬ふぜ村。慶安(一六四八―五二)頃の成立とされる高城胤忠旧知行高付帳には「下屋なと村高五拾七石」とある。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高三七石余、幕府領。改革組合帳では旗本戸田領、以後同領のまま幕末に至る(旧高旧領取調帳)。天保郷帳では高三八石余。金山落に面した台地下に「一つ井戸」とよばれる村共用の井戸があり、村人の生活を支えてきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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