下新穂村(読み)しもにいぼむら

日本歴史地名大系 「下新穂村」の解説

下新穂村
しもにいぼむら

[現在地名]新穂村下新穂

大野おおの川と新穂川に挟まれた沖積平地にある。東に新穂町村が続く。もとは当村・新穂町村・上新穂村は一村をなしていた。新穂庄の遺称地。文禄年間(一五九二―九六)水害で、一部は東方丘陵へ移り上新穂の集落をなしたという。元禄七年(一六九四)検地帳(下新穂区有)は「新穂村」として上下に分けておらず、田一四四町四反余・畑一三町一反余、名請人二一三人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android