下大和田村(読み)しもおおわだむら

日本歴史地名大系 「下大和田村」の解説

下大和田村
しもおおわだむら

[現在地名]緑区下大和田町

上大和田村の北にある小間子おまご牧付の村。近世初頭は上大和田村と一村で、寛永七年(一六三〇)旗本久保氏の兄弟分知のとき本家筋領分が下大和田村となり、幕末に至る。延宝七年(一六七九)の高五〇〇石(「万覚書」鳰川家文書)。享保一八年(一七三三)前年一一月改めの石盛が決まっていないので決定を早くすること、それを近隣の村並にすることを訴願しているが、元文二年(一七三七)三三四俵余の年貢未進があった(高橋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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