下三番村(読み)しもさんばむら

日本歴史地名大系 「下三番村」の解説

下三番村
しもさんばむら

[現在地名]大淀区中津なかつ一―六丁目・豊崎とよさき三丁目、北区芝田しばた一―二丁目・大深おおふか

光立寺こうりゆうじ村の南にある。北東部で能勢のせ街道(池田道)と西国街道に至る道が分岐する。下三番・新家の二集落がある。江戸時代中期までは「三番村」と称し、享保二〇年(一七三五)摂河泉石高調以降の郷村帳では下三番村と記される。淀川上流に三番村(現東淀川区)があり、これと区別するために下三番としたと考えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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